キテンデザインプロ

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スタディコラム

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2023.10.25

09:ベクター画像とビットマップ画像

デザイン制作で使用する画像は大きく分けてベクター画像とビットマップ画像の2種類があり、この2つの画像形式には大きな違いがあります。ベクター画像は数学的な形状情報に基づいて構築されており、拡大縮小しても画質が損なわれないという特徴を持ちます。逆に、ビットマップ画像は小さなピクセルで構成され、解像度に依存するため、拡大すると画質が低下します。

ベクター画像は主に幾何学的なデザイン、ロゴ、イラスト、アイコンなどに向いており、そのデータは数学的な方程式で表現されているため、比較的編集が容易です。一方、ビットマップ画像は写真やリアルなイメージに適しており、そのデータは固定解像度のピクセルで構成されているため、編集には限界があります。

Illustratorはベクター画像の作成・編集に特化しており、紙媒体のデザインやロゴやイラスト、アイコンなどの作成に適しています。拡大・縮小しても画質が劣化せず、線や図形の編集が容易です。一方Photoshopはビットマップ画像の編集に特化しており写真の加工や合成が得意です。
デザイン制作時には両ソフト編集の場面に合わせて使い分けることであらゆるデザインが可能になります。

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